沖縄旅行

沖縄旅行記


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沖縄、というより石垣島、西表島のこと。

単純なイメージから沖縄に行きたくて仕方がなくなる。

青い海、サンゴ礁、白い砂浜、繁るヤシの実、常夏・・・

鹿児島港から乗り込んだフェリーは、船首を外洋へ向けた。

24時間程の退屈をやり過ごすと、沖縄本島・那覇港に入港。

那覇はビルの立ち並ぶ大都市だった。

しばらく滞在してからフェリーで南西諸島の石垣島へ渡る。

気持ちの良い朝焼けの中で海上から見た石垣島は、さすがに那覇よりはずっと

小規模ではあるものの意外な程に大きなビルやホテルが立ち並んでいた。

もっとも、勝手なイメージで「ジャングルと小さな漁村からなる島」だと

思い込んでいたせいだけれど。

(そのイメージは西表島に対してなら、あながち間違ってはいない)

フェリーのタラップをバイクでゆっくりと降りる時の高揚感をそのままに、

まずは港近くのコンビニで朝食を買う。早朝なのでほとんど人がいない。

さて、どうしようか。とりあえず島をフラリと一周しながら決めるとしよう。

まだこの島の地図もロクに見てないが、小さな島の中のこと、迷ったって困りはしない。

「県道」の標識の立っている道を適当な方向へ走り出す。すぐに町並みは途切れた。

海と山に挟まれた道をノンビリと流す。

海はキレイだったが、それよりも山側の方に目を奪われる。山すそに牧場が広がり、

牛がたくさんいる。

とにかく島のいたるところに牧場があった。

「沖縄」といえば豚のイメージはあっても牛のイメージは無かった。

水牛ならともかく、肉用だか乳用だかは判らないけれども、とにかく普通の牛。

沖縄で闘牛が行われている事を知るのは、もう少し後の事になる。

(牛が多い事と直接関係は無いが。)


沖縄についての勝手なイメージのこと。

今にして思えば全くアホな思い込みだったのが、

「沖縄にはヤシやバナナやパパイヤがそこらで普通に生えているんだろう」

などという、想像だ。

★ ヤシの実について。

ヤシの木は確かにアチコチで見られるが、いわゆる食用の「ヤシの実」

が採れる種類のモノでは無い。

観光スポットなどで売られているヤシの実ジュースは、

フィリピンからの輸入品だという。
時折り海岸には潮流に乗って遠い島からヤシの実が流れ着く事があるが、

それを割ってみたところ中身が完全に腐っていて酷い悪臭が辺りに

漂ったというあまり笑えないオチがついた。

★ バナナについて。

沖縄で自生しているバナナはいわゆる島バナナで、房が小さいので見た目は

モンキーバナナと同じ。
バナナとケーキを足した様な味でとっても美味なのだが、農家などの

所有(管理下)である事が多い。

たまに見かける野生のバナナの木で熟した実を食べる事は、ほぼ不可能。

何故なら野生において、果実は熟する少し前から虫や鳥に食べられてしまうからだ。

人間の管理下にあるバナナの実は、熟する少し前に収穫して保存、食べ頃を待つ。

ちなみにこの島バナナ、バナナの木1本からの収穫量が少ないとか、台風で木がダメになっ

たりとかで

栽培が難しく値段が高い。なので、安価な輸入バナナも普通に売られている。

★ パパイヤについて。

あまり知られていない事だが、パパイヤには2種類ある。

一般に知られている「果実パパイヤ」と、沖縄では割とポピュラーな食材である「野菜パパイ
ヤ」だ。

(見た目はどちらも一緒)

果実パパイヤも、島バナナと同じ理由から野生ではほぼ見かけない。

ただ果実パパイヤは地元の人でも、臭い・マズい等の理由で嫌う人が意外と多い。

野菜パパイヤはそこらで自生しているのをよく見かける。(甘くならないので虫や鳥には人気

が無い様だ)

味は瓜に似ていると言えなくもない。炒め物に合う。私たちはカレーの具にしたりした。

いずれもパパインという消化酵素が入っているそうで、肉料理と一緒に食すと良いらしい。

ついでに食べられそうで食べられない植物を2ツ挙げておく。

★ クワズイモについて。

林の中などでよく見かける、ごくありふれた植物。大きくて厚みのある葉はサトイモのそれと
ソックリ。

その根を掘り出してみると、これまたサトイモに酷似している。(そもそもがサトイモ科の植物
だ)

味も同じかと思ってほんの一口かじってみると・・・痛い!!!

まるで剣山をほおばったかの様な強烈な痛みが口いっぱいに広がる。

あわてて吐き出し、流水で口をすすぐが痛みは取れない。結局、3日間ほど痛みに耐えるハ
メになった。


このイモの中には微小な針(シュウ酸カルシウムの結晶)が大量に含まれており、煮ても焼
いても喰えないそうだ。

だからクワズイモっていうんだよ、と教えられたのは口の中の痛みがようやく治まった頃だっ
た。


★ アダンの実について。



これも林の至るところで見かける。熟した実は色、形ともパッと見、パイナップルに似ている。

パイナップルの様に割って中のみずみずしい果肉を味わおうとすると・・・全然みずみずしく
ない。

パイナップルの芯と皮の近くは喰えないが、アダンの実はその喰えない部分のみで構成され
ている。



どちらかというと「見た目がパイナップルに似た、水気のある巨大まつぼっくり」という方が近
い。

ほんの少しだけ見られる果肉をかじると、「ごくごくわずかな甘みと酸味が辛うじて感じられる
イモ」の味がした。



人間には不評だが、ヤシガニやヤドカリはこの実が大好き。

キャンプ生活のこと。


石垣島には米原(よねはら)キャンプ場という施設があり、まずはそこに行ってしばらく滞在し
た。

海沿いのキャンプ場なので、朝起きると白い砂浜とコーラルブルーの海が
目に飛び込んでくるというたまらない場所だった。


朝から海に入って魚を突き、ハンモックで昼寝。夜は同じキャンプ場に滞在してる連中と知り
合って

一緒に飯を喰って色々な話をしたり、ギターや三線(沖縄の三味線)で盛り上がったりと

楽しい思い出ばかりが残っている。

そんなキャンプ場でこんな事件に遭遇した。

ある日、カーキ色の作業服を着た大柄な男が困った様な表情で話しかけてきた。

この辺りの公衆電話はどこにあるかと聞いてきたので、裏の売店の所にあると答えた。

この男、米軍のヘリパイロットで、演習中に装置の故障だったか何かで島の山腹に不時着し
たという。

しかもこれが2度目だそうで、上官にドヤされると言ってかなり凹んでいた。

携帯電話は持ってないのかと聞くと、演習中に携帯を持つ事は禁止されているという。


男はしばらく軍の給料や、沖縄人として米軍に属している事についての考えなどを話した後、

ありがとうと言って去って行った。

それからしばらくの間、その男が本当に軍人だったのか、チョット頭がイっちゃってる奴だっ
たのかが

みんなの話のネタになって盛り上がった。



それから数日後、夜みんなで談笑していると海の方が光った。なんと沖の方で照明弾が打ち
上げられていた。

「ヤバい、北朝鮮の工作員が来たぞ!」

「夜釣りかダイバーの素もぐり漁を大規模にやってるのかな」

「米軍の演習の一環じゃないか」

「船舶事故でもあったんだろう」

等々、みんな好き勝手な意見を言っていたが未だに真相は謎のままだ。

(翌日の新聞やラジオでも一切触れられていなかった)

ところでキャンプ生活では虫に気をつけたい。

蚊とハエが代表的だが、あなどってはいけない。ハエがただのハエではないからだ。

ここらのハエはサシバエといって、よく傷口を狙って吸血してくる。(チクっとする)

「蚊に刺される→刺されたところを掻く→傷になる→ハエが傷を刺してくる→熱が出る」


私ともう一人がコレで病院に行く事になった。蚊に刺されない様にこころがける事が大切。
もうひとつ。

砂浜に直に寝転がったりすると、砂ダニに噛まれて痒くなる事があるので敷物を忘れない事



気になるハブは車に轢かれたペッタンコの死体しか見かけなかった。(運が良かっただけ?)





天気や季節のこと。

(7〜12月までの間の沖縄しか知らないが)


台風の本場なので、数ヶ月の間に何度も直撃された。

また、夏はよくスコール(激しい通り雨)がある。

照りつける日差しの中、数メートル先に豪雨が降っているなんて事もしばしば。

10月頃から季節風が吹き始めるため、寒くて海に入れなくなってくる。

11月になるとジャンパーを着ていても寒い日が続いた。

12月に海に入るのは海人(うみんちゅ。沖縄の言葉で漁師の意。)か、内地から来て間もな
い人ぐらい。

最低気温は14℃ほどにまで下がる日もある。

こうして私の中で沖縄=常夏というイメージは死んだ。



三線のこと。


三線(さんしん)というのは沖縄の三味線の事で、高価なものは胴に本物のニシキヘビの皮

(普通はナイロン製のフェイク)を張ってあるため、そういった仕様のものは蛇皮線と呼ばれ
る。

キャンプ場で三線を弾いている旅行者が数人いて、私はモロに影響を受けて買う事にした。

土産物屋で売っているパチモン(一応音は出る)が1万円前後。

初心者〜中級者の練習用が3〜5万円。

私はケース、爪、練習用CDのセットを島の三味線専門店で購入した。



私は楽器というものを買ったのはこれが初めてで、楽器に触ること自体、中学校以来なかっ
た。

とりあえず適当につまびいて音を出す。これだけでもなかなか楽しい。

その内にドコを抑えて弦を弾けばどんな音が出るのかが、体で分かってくる。

弦が三本だし、ギターの様にコードがあるワケでも無いので、なんとか覚わってくる。

(本当は様々な超高度テクニックを用いて弾くらしいが、素人が弾くなら要らないだろう)



三線の曲には「工工四」(くんくんしー)と呼ばれる漢字表記の楽譜があるのだが、面倒臭くて
結局覚えなかった。



だから耳で覚えている曲を、なんとか三線でメロディーにしていくという感じだった。

「安里屋ユンタ」(離島の観光地でよく耳にする民謡)、「島歌」、「花」、「ハイサイおじさん」・・


普通のポップスも弾いた。ついでだが「サザエさん」の早弾きなんかもやった。


沖縄の言葉のこと。


これについては詳しい著書が数多く出版されているので、日常的によく聞いた言葉を書き出
すにとどめる。


★ 「にーにー・ねーねー」 (にーちゃん・ねーちゃん)

地元の人と話をすると、自分の事をこう呼ばれたりするので一番最初に触れる沖縄弁かも知
れない。



★ 「おじい・おばあ」 (じーちゃん・ばーちゃん)

場合によっては、あまり年配では無い人にもおじさん・おばさんの意で使われる事もある様だ




★ 「〜さー。」 (沖縄特有の接尾語?のひとつ)

例:「さっきチビを机の角で打ってしまって痛かったさー」

                ↓

  (さっきお尻を机の角で打ってしまって痛かったよー)

★ 「てーげー」 (適当)

ある意味ではオキナワンスピリッツそのものである。マジメな話、亜熱帯での生活の知恵。

「なんくるないさ」(なんとかなるよ)とセットで使われる事が多かった様な気がする。


例:「そこはてーげーでいいよ。なんくるないさ。」



★ 「でーじ」 (とても・すごく)

使用頻度高し。よく耳にする。使い方としては内地でいうところの「超」に似ている気がした。

・・・ちなみに「めんそーれ」なんて誰も言ってなかった。観光ツアーぐらいでしか耳にしない
という。


漁のこと。

海には大小様々な魚介類がいる。本当に豊かな海だと思う。色彩豊かなものが多い分、余計にそう思う。

最初はそれらの海の幸を手に入れるために釣りに挑戦してみた。

簡単な釣りセットを買って、防波堤の上から魚を釣ろうと試みてみた。が、スグやめた。

針がサンゴに引っかかりまくって釣りどころではなかったからだ。



せっかちな私はモリで魚を突いて捕る事にした。コレがまた難しい。半日潜って一食分なん
てのはザラだった。

それでもたまに大きなカサゴが捕れることがあった。コイツらは全く動かない事があるからだ


(保護色の事もあり、人が近づいても動かない方が安全だと思う時があるらしい)



しばらくする内にモリの歯が折れてしまった。

魚を仕留めるにせよ、外すにせよ、モリの歯を硬いサンゴや石灰岩に当てる事も多かったせ
いだ。

そこで奮発して1万円程の頑丈で、歯の種類も選べて交換も出来るタイプのモリを買った。



奮発したのにはもう1ツ理由があった。

サンゴ礁の海というのは、ビーチから遠浅の海が数百メートルほど続いているのだが、

そこから先が一気に水深数十メートルに落ち込んでガケの様になっている。

その外洋には大きな回遊魚などが生息しているのだが、エサとなる小魚を求めて

そういった大型の魚が遠浅の海にも入り込んで来る事がある。



ロウニンアジ。英名はジャイアント・トレバリー。(通称GT。)

名前はアジだが1メートル以上になる大物。

たまに遠浅の海にも入り込んで来るコイツを仕留めたいという理由もあって、モリを新調した
のだ。

しかしコイツはさすがにパワーがすごい。とにかく早いのだ。

たまに至近距離で遭遇できたかと思うと、猛スピードで視界の端に消えて行く。

一度だけモリをブチ当てる事には成功したが、猛スピード故にか弾かれてしまい仕留められ
なかった。



コイツは今でもたまに夢に出て来る。(もちろん夢の中でもヤツは猛スピードで泳ぎ去ってい
く)









サンゴのこと。





初めてサンゴ礁の海で泳いだのが1998年の事だった。

その海はコバルトブルーとシアンブルーのグラデーションが目にさわやかで、何よりも透き
通っていた。

海の中は色とりどりのサンゴであふれ、言葉では言い表せない様な美しさだった。

そこへ原色やパステルカラーの魚達が彩りを添える。



この竜宮を見たいがために翌年も石垣島を訪れたのだが、潜ってみると様子がおかしい。



サンゴがほとんど無い。海の底には白骨の如きサンゴの死骸が累々と続いている。

ショックを隠せない私に他のキャンパーが、これは「白化現象」というものだと教えてくれた。



白化現象とは、海水温の異常な上昇によってサンゴが死滅する事をいう。

(サンゴは死ぬと白くなる。サンゴ礁の砂浜が白いのは、その砂が細かく砕かれたサンゴの
死骸だから)

他にもオニヒトデ(毒のトゲに覆われている大型のヒトデ。サンゴを食べる)の大量発生があ
ったらしい。



残念な事に、未だに石垣島のサンゴは回復していない様だ。









石垣島でのアルバイトのこと。





キャンプ場を出て、一ヶ月半の期間で募集されていた住み込みのバイトをした。

当時建設中だった石垣新港が現場だった。ここでもまた色々と面白いものを見る事ができた




この現場は埋立地なのだが、実際には埋め残した大きな池の様な潮溜まりが幾つか点在していた。


ある日、あんまりにも暑いので近くにあった潮溜まりに入ろうとしたら、社員の人に止められ
た。

なんでもその潮溜まりには大きなアカエイ(尾に毒針がある)が中に取り残されていて、危険
なのだという。



またある時は溜め池(ワザと潮溜まりに作ってある場所)で作業中のダイバー達の後ろを

カラフルなウミヘビ(猛毒)がずっとついて回ったりして、見ているこっちも冷や汗をかく事が
あった。



ダイバー達は現場付近の海中の不発弾の探索も行っていたが、時折りそれらを見せてくれ
た。

もちろん、爆発の危険の無いものばかりで(火薬が腐っているものがほとんどだと言う。)

大きな弾の外殻は灰皿や置物にするそうだ。



また彼らは対サメ用に作られた鉄製のオリに入って作業する事が多かったが、

実際にこの前年だったかこの年だったか、宮古島でダイバーがサメに襲われて死亡すると
いう事故があった。



そうこうしている内に一ヶ月半が過ぎ、バイトが終わった私はしばらくノンビリした後、

サトウキビ刈りのバイトを募集していた西表島へ行く事にした。

食べ物のこと。

沖縄の食べ物は全般に美味かった。特に好きだったものを列記する。

★ ゴーヤチャンプルー

フェリーで沖縄に行く途中、那覇に帰省するところだというハーレー乗りに船内のバーで

ゴーヤー(苦瓜)の和え物をおごってもらった事があった。

興味津々で少しかじってみると、強い渋味と苦味が口の中に広がる。とてもそれ以上喰えな
い。

顔をしかめる私を見てハーレー乗りのオジサンは笑いながら

「慣れると美味いんだけどねえ」といって、その和え物をサラサラとたいらげる。



それからしばらくして石垣島の定食屋でゴーヤーチャンプルーという品書きを目にする。

懲りない私はまたもや興味津々で(チャンプルーという響きにひかれたか)それを注文した。

出てきたのは野菜炒めみたいな料理で、そこに豆腐やら卵やらそして輪切りのゴーヤーも
入っている。



覚悟を決めてイザ食すと・・・美味い。以前食べたゴーヤと違い、程良い苦さでご飯にも合う


後に聞いたところ、卵と一緒に炒める事で苦味が柔らかくなるのだそうだ。



以来、ゴーヤーチャンプルは内地に戻ってからもちょくちょく作っている。



★ じーまみ豆腐

大豆ではなく落花生からつくられている。

妙にウマくて市場に行く度に買っていた。内地のスーパーではほとんど見た事が無い。

★ 玄米乳

乳と書かれているが乳製品ではない。(乳様の飲料という事だと思う)

一言でいうとドロドロのようかんという感じ。食感からして好みが大きく分かれる飲み物。

最初戯れに飲んでみたのがハマってしまい、毎朝飲んでいた。



★ 魚

沖縄の魚は色が派手なものも多く、内地の魚しか見た事がないと「コレほんとに喰えるのか
?」と

思う様な魚が売店に並んでいたりするが、見た目と裏腹に美味だったりする。



★ 沖縄ソバ

もちろん地元の人は沖縄ソバなんて言わない。普通にソバと言う。

内地のソバとは全然違うので、ここではあえて沖縄ソバと書く。

黄色っぽい麺の色からして、そばよりもむしろラーメンに似ていると思った。

味と食感はソバとうどんの中間とでもいうか。味オンチなのでイマイチ形容しがたいが。

西表島でのこと。





西表島は、ほぼジャングルとマングローブ林で構成されている。

石垣島より少し大きい島だが、島内の信号機の数は3ツ。(今はもう少し増えたのだろうか)

しかも車の往来があまり無いので、ほとんど役目を果たしていない。

島で育った子供が島を出た時、信号機とその役割というものが分からなくて困る事が無い様
にと

教育上の理由で設置されたという、ギャグの様な実話(?)を聞かされた。
表島ではサトウキビの種キビ(サトウキビを15センチ程に切って浅く埋めておくと、そこか
らサトウキビが生えてくる)

を作って畑にまく、というバイトを住み込みでやっていた。

畑仕事は初めてだったが、今までに経験したどんな仕事よりも重労働だった。

もちろん仕事への慣れというものもあるんだろうけど、農家の人って本当にスゴいと思う。


運の悪い事にこの年は秋だというのに台風が連続して発生し、仕事が無くなってしまった。

仕方が無いので、近くの南風見田(はえみだ)キャンプ場でテント生活を始めた。

ほとんど金の無い状態だったので、魚やシャコ貝を捕ってギリギリ飢えをしのいでいたある
日、

本島から工事に来たと言う土木会社の人にスカウトされて仕事にありつく事が出来た。



その仕事というのが、「300年ほど前に作られた墓の修復・補強」というものだった。

墓といっても古墳の様なものではなく、ガケ下のくぼみに骨が入れてあり、

それを石で覆って簡単なほこらが作ってあるというものだった。



当然300年の内に墓は半ば土や石くれ、植物に覆われてしまっていた。

墓を掘り出し、遺骨を改めて供養して(供養は会社のオバチャン社長が行った)

ブロックで補強した墓に再度遺骨を納める。



他の工事も手伝って一週間が過ぎ、仕事が全て終わって会社の人達は本島へ帰っていった


私はいくばくかの金を手に入れ、更なる仕事を求めて石垣島へ戻った。


西表島の伝説のこと。


イリオモテヤマネコの発見が良い例だが、この島は今なお“魔境”といえる。

真冬でもセミが大合唱をやめない世界、伝説はあって当然というべきか。



★ ヤマピカリャー

軽自動車程の大きさがある巨大ヤマネコの存在がまことしやかに語られている。

(ヤマピカリャーとは、山の中で光る巨大な目の意)

退屈な島の生活の中から生まれたホラ話という説が一般的である。(なにせフンさえみつか
っていない)



★ 岩跳び少年

夜中に浜辺の岩場をピョンピョンと跳んでいく子供を見た者は、幸運をつかんで成功するとい
う。

沖縄の風景写真集か何かのあとがきで、著者のカメラマン氏がそれを見たと書いていた。



私は数日間浜辺の岩場で寝泊りした事があったが、何も見られなかった。



★ 漂着ワニ

島の言い伝えに、

「ある時ある村のはずれのヤブに大きな見たことも無い生き物が住み着いた。

その生き物に何人かの村人が食べられてしまったが、後に村人達はこの生き物を棒で殴り
殺す事に成功した」

というのがあるそうだ。



現在ではその「大きな生き物」は黒潮に流されて漂着したワニではないかと推測されている。



西表の奥地まで探検しに行った時、「もし今ワニが漂着して来ていたらどうしよう」と

心配したのも無理は無かったと言えるだろう。











ゴミ処理のこと。





西表島の民宿で住み込みのバイトをしていた時の事。

たまったゴミを捨てようと、宿の主人に収集日とゴミを捨てる場所をたずねると

収集日は無く、ゴミは近所にある集落の共同ゴミ捨て場に持って行けば良いという。



教えられた場所は集落の外れにある森の中のガケで、そのガケの下にはゴミの山があった


分別されているいない以前に、冷蔵庫や赤茶けたトラクターが腹を見せて転がっていた。



この事の是非は問えない。



島の人口・ゴミ処理に回せる予算・離島という条件などを考えると、この小さなジャングルの
島に

ゴミ処理場を建造して運営していく事は不可能だからだ。(膨大な予算がこの島の為に組ま
れるなら別だが)



このゴミから水が汚染されているのは間違い無く、それは観光資源でもある海をも汚染する
という事だ。

この問題は根が深い。極論するとこの島に住めなくなるからだ。



唯一この問題を解決するのは金であり、もちろん私はそんな金など持っていない。

そして私はガケ下にゴミを放り、その場を後にした。



西表島マングローブの森











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